
お盆休みには佐川美術館に「田中一村展」に。
「本道と信ずる絵」を生涯かけて追い求めた田中一村の生涯を代表作によりたどる展示。
天才画家、不遇というとゴッホが浮かんでしまいますが、日本のゴーギャンだそうです。
幼い頃から才能を発揮し、父親が絵を売り歩いていたのだそうです。才能はあまりに早すぎるのも辛いなと思いましたね。
東京芸大に入ったにもかかかわらず、家族の様々な事情で大学を諦めて、絵で家族をささえないと行けなくなったのだそう。
その頃にはパトロンのような人たちもいた様子。すごいですね。
そして、彼の才能を信じて絵を依頼したり、サポートをしていた方々がいらっしゃたので作品がしっかりと残っています。
家族や友人や援助してくれた人たちを大事にした一村さん。しかし、
絵はなかなか画壇や中央には認められないまま亡くなってしまわれました。
奄美大島での生活は退路を断つ、そして個展を開催すると夢があったようですが、叶わず亡くなられています。
本道と信ずる絵を追い求めた画家。
閻魔さまに見せるための絵である
「アダンの海辺」
ガジュマルらしき木にみみずく。
この記事へのコメントはありません。